交響曲第17番_(ハイドン)とは? わかりやすく解説

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交響曲第17番 (ハイドン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/02 00:00 UTC 版)

交響曲第17番 ヘ長調 Hob. I:17 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが作曲した交響曲

初期の作品だが、自筆原稿などは残っておらず、正確な作曲時期は不明である。様式上からはボヘミアのモルツィン伯爵に仕えていた時代(1757年から1760年)の作風に近いが、第1楽章が長大である点はこの時代の他の曲と異なっているという[1]

編成

オーボエ2、ホルン2、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリンヴィオラ、低音(チェロコントラバスファゴット)。

曲の構成

初期ハイドンの交響曲にしばしば見られる、メヌエットを欠いた3楽章形式の曲である。演奏時間は約14分[2]

  • 第3楽章 フィナーレ:アレグロ・モルト
    ヘ長調、8分の3拍子、ソナタ形式。
    3連符やトリルを多用した明るい舞曲風の音楽。展開部はごく短い。展開部では短調の部分が少し長くなっている。最後に7小節のコーダがある。

脚注

  1. ^ a b デッカ・レコードのホグウッドによるハイドン交響曲全集第2巻、ウェブスターによる解説、1993年
  2. ^ 音楽之友社ミニスコアによる

参考文献

  • 『ハイドン 交響曲集II(13-27番) OGT 1590』音楽之友社、1981年。 (ミニスコア、ランドンによる序文の原文は1964年のもの)

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