亜南極地域の氷河の後退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 23:39 UTC 版)
「1850年以降の氷河の後退」および「氷河質量収支」も参照 南半球全体で、氷河が有意な割合で後退している。南アメリカ大陸のアンデス山脈にある氷河については、コロンビアのネバドデルルイス火山、ペルーのクエルカヤ氷冠とQori Kalis氷河(en)、ボリビアのチャカルタヤにあるゾンゴ氷河とCharquini氷河(en)、チリのアコンカグア川の源流、そして北パタゴニア氷原と南パタゴニア氷原など現在も調査中で、非常に多くの証拠が集まっている。ニュージーランドと南極の氷河が後退する様子もよく記録されている。 このことを念頭におけば当然、多くの亜南極の氷河も後退している。氷河質量収支(en)は、ケルゲレン諸島、ハード島、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島、ブーベ島など多くの島の氷河で有意に負の値をとっている。
※この「亜南極地域の氷河の後退」の解説は、「亜南極」の解説の一部です。
「亜南極地域の氷河の後退」を含む「亜南極」の記事については、「亜南極」の概要を参照ください。
- 亜南極地域の氷河の後退のページへのリンク