主要な建造物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/08 07:17 UTC 版)
今日遺されている遺跡は階段ピラミッドの一段目に似るが、上節で述べたとおり、この遺跡がピラミッド構造であったと断定することはできない。さらにはこの構造物が完成していたどうかも不明である。 主となる構造物の見取り図は長方形で、146メートル × 136メートルである。泥レンガで作られたピラミッドの壁は内側に傾斜しており、最厚部では35メートルとなる。この巨大な外殻の角は曲率半径23メートルで丸められており、内部空間はおそらく土と砂利で埋め尽くされていた。 これらの値を考慮すると、もしこの建造物が真に階段ピラミッドであった場合、この基部は階段ピラミッドとしてよく知られるジェセル王のピラミッドより大きなものとなる。また、マスタバであった場合でも、著名なシェプスセスカフのマスタバ・アル=ファラウン(英語版)の大きさを超えている。
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