主寝坂隧道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/10 14:09 UTC 版)
奥羽本線が開通すると鉄道が交通の主役になり、車道の通行量が激減した結果、峠道は次第に通行が困難になるほど荒れ果てて行った。奥羽本線は主寝坂峠を避けて新庄から及位まで真室川沿いに迂回しているため、経路から外れた金山町にとって国道の存亡は死活問題であり、道路交通が再び脚光を浴びるようになった昭和以降になると、峠区間を改良し再び幹線路として使用可能にするよう国へ陳情を繰り返した。その結果、1956年(昭和31年)から改修工事が始まり、1960年(昭和35年)10月6日に主寝坂隧道を含む新道が竣工した。これが現在の国道13号(国道344号と重複)である。
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