主な研究設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 23:09 UTC 版)
「大阪大学レーザー科学研究所」の記事における「主な研究設備」の解説
激光XII号 プラズマ実験用の大型ガラスレーザーシステム。2つの真空チャンバーを有し、12本のレーザービームを1日あたり3 - 4ショット、ターゲットに照射することができる。XII号は12代目ではなく、12本のレーザーを使用することを意味し、激光というネーミングは初代所長によって決定された。1億度を超える高温プラズマの生成、固体密度の600倍を超える高密度圧縮の達成などの成果を上げた。 EUV Database レーザー装置 極端紫外線 (EUV) を発生させる装置。レーザーによるEUV光発生に関し、その理論・シミュレーションデータベースを得るために作られた。レーザー光を発振し増幅する「レーザー部」(EUVデータベース用レーザー装置)、レーザー光を伝送する「伝送部」、レーザーを真空チャンバー内に設置した物質に照射しEUV光に変換する「チャンバー部」で構成される。 LFEXペタワットレーザー装置 チャープパルス増幅・圧縮の原理を用いた高速点火用ペタワットガラスレーザーシステム。大学の施設としては世界的に類を見ない装置である。 スーパーコンピュータ NEC製SXシリーズ。研究所の基幹コンピュータシステム。
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