丹羽氏福とは? わかりやすく解説

丹羽氏福

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 13:25 UTC 版)

 
丹羽氏福
時代 江戸時代中期 - 後期
生誕 宝暦12年(1762年
死没 天保14年閏9月21日1843年11月12日
改名 亀五郎、勘助(幼名)、氏福、勝道、閑斎(号)
戒名 天覚院殿嶺月松山大居士
墓所 東京都港区西麻布の長谷寺
官位 従五位下長門守越中守和泉守式部少輔
幕府 江戸幕府
主君 徳川家治家斉
播磨三草藩
氏族 一色丹羽氏
父母 巨勢利永、久世広武娘
丹羽氏栄
兄弟 善之助、巨勢利喬、氏福、女、平岩親興、女
細川興文
氏昭細川興祥、森川俊朝、
小出英武、野々山兼養、大道寺氏元、
戸田直智、伊東祐直、石谷帯刀
朽木大綱正室、松平忠侯養女など
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丹羽 氏福(にわ うじよし)は、江戸時代中期の大名播磨国三草藩3代藩主。氏次系丹羽家9代。

略歴

宝暦12年(1762年)、初代藩主丹羽薫氏の三男巨勢利永の次男として生まれる。第2代藩主の氏栄とは従兄弟に当たり、明和元年(1764年)8月8日に氏栄の養子となる。明和8年(1771年)7月9日、氏栄の死去により跡を継いだ。安永6年5月15日、将軍徳川家治に拝謁する。安永9年(1780年)12月18日、従五位下、長門守に叙任する。

天明2年(1782年)4月、日光祭礼奉行を命じられる。天明5年4月、日光祭礼奉行を再び命じられる。寛政元年(1789年)12月27日に大番頭となる。

寛政8年(1796年)2月6日、長男の氏昭に家督を譲って隠居し、勝道と名を改めた。寛政13年1月21日、総髪の許可を得て、閑斎と称する。天保14年(1843年)閏9月21日に死去した。享年82。墓所は東京都港区西麻布の長谷寺。

系譜

  • 父:巨勢利永(1731-1795)
  • 母:久世広武の娘
  • 養父:丹羽氏栄(1716-1771)
  • 兄:善之助
  • 兄:利喬(1759-?)
  • 弟:親興(1771-?)- 平岩親周の養子
  • 正室:細川興文の娘
  • 側室:滝
    • 四男:森川俊朝(1796-1865) - 初名 丹羽氏礼。亀五郎、伊豆守、下総守。森川俊世(森川重俊の二男重名家)の養子
    • 五男:弘次郎(1798-1800)
    • 二女:直 - 朽木大綱(朽木定朝の来孫)の正室
    • 六男:紳之助(1800-1803)
    • 三女:覃(1806-?) - 依田守甫と池田政方娘の養女、のち依田守錕の正室
    • 九男:大道寺氏武(1808-1871) - 初名 丹羽氏元。珊之丞、亭九郎。 大道寺直玄(大道寺直次家)の養子
    • 十男:伊東祐直(1812-1857) - 初名 丹羽氏靖。豫之吉、内蔵助。伊東祐氏の養子
  • 側室:幾
    • 長女:蘇路(1798-1798)
  • 側室:里
    • 七男:小出英武(1803-1825) - 初名 丹羽勝房。亥之助。小出英亮(小出英勝家)の養子
    • 八男:野々山兼養(1804-1856) - 初名 丹羽氏之。錕次郎、道良。野々山兼儔(野々山兼綱の五男兼孝家)の養子
  • 側室:美世
    • 四女:絢(1807-1855) - 松平忠侯養女、のち松平忠養養女
  • 側室:ツヤ
    • 十一男:戸田直智(1810-?) - 初名 丹羽勝用。鑑十郎、兵庫。戸田直義(戸田宗光の次男玄蕃家の分家)の養子
  • 側室:ミキ
    • 十二男:外也(1812-1817)
  • 側室:糸
    • 五女:寿(1818-?) - 本多忠至の養女
    • 十三男:石谷帯刀清敦(1820-?) - 大助。 石谷清倚の養子
    • 六女:喜久(1821-?) - 平岩親仁(七之助家)の養女




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