中間砲等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 02:51 UTC 版)
「ロード・ネルソン級戦艦」の記事における「中間砲等」の解説
中間砲はこれまた新設計の「1908年型 23.4cm(50口径)砲」である。当初はこれを連装砲塔6基に収める予定であったが、狭い舷側甲板上に中間砲塔を三基も配置すると艦幅を食い、海軍工廠のドックに入らないので止む無く中央部の二基のみ単装砲塔として艦幅を24.2mに収めた。そのため連装砲塔四基+同単装砲塔二基の変則配置となった。なお、砲自体の性能は良好で172.4kgの砲弾を仰角15度で14,800mも飛ばした。砲塔自体も操作は軽快で充分に敵水雷艇の動きに追従でき、装備しなかった副砲の代わりを十分果たしたとされた。他に前述のフライング・デッキに「1894年型 76mm(40口径)速射砲」を単装砲架で24基配置したが、後に若干数を撤去して探照灯を設置した。
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