中途失明者に対するリハビリテーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 05:36 UTC 版)
「失明」の記事における「中途失明者に対するリハビリテーション」の解説
中途失明者に対するリハビリテーションとは、視力の再獲得を目指すことではなく、失明した状態であっても自立した生活を行うための技能を獲得することを目指して行われるものである。例えば、視覚障害者の日常生活に必要な視覚に頼らない周囲の状況把握の訓練や、視覚が無くとも日常生活を送れるような動作の訓練などがある。他にも、日本では、盲人安全杖を室内や屋外で正しく扱えるようにする訓練や、点字教育なども行われる。さらに、日本の場合、按摩マッサージ指圧師、鍼師、灸師のような職業訓練を行う場合もある。日本では、これらの訓練が、視覚障害者更生施設、身体障害者福祉センター、盲学校、点字図書館、盲導犬協会などで分担するような形で実施されている。
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