中村錦之助_(2代目)とは? わかりやすく解説

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中村錦之助 (2代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 17:58 UTC 版)

二代目 中村 なかむら 錦之助 きんのすけ
屋号 萬屋
定紋 桐蝶 
生年月日 (1959-09-29) 1959年9月29日(65歳)
本名 小川信次郎
襲名歴 1. 中村信二郎
2. 二代目中村錦之助
出身地 東京都
四代目中村時蔵
兄弟 中村萬壽(兄)
初代中村隼人

二代目 中村 錦之助(なかむら きんのすけ、1959年昭和34年〉9月29日 - )は歌舞伎役者。本名小川 信次郎(おがわ しんじろう)。屋号は萬屋。定紋は桐蝶、替紋は萬屋蔓片喰。歌舞伎名跡「中村錦之助」の当代。慶應義塾高等学校中退[1]

来歴・人物

1959年(昭和34年)9月29日、四代目中村時蔵の次男として東京に生まれる。

兄に中村萬壽、叔父に俳優の萬屋錦之介(初代中村錦之助)中村嘉葎雄初代中村隼人は長男、女優・千晴子は長女[2]

1964年(昭和39年)7月歌舞伎座『宮島のだんまり』に中村信二郎の名で初舞台。端整な顔立ちとスマートな体格で二枚目を得意とする。長く三代目市川猿之助門下で舞台をつとめていたが、1997年(平成9年)から五代目中村富十郎について古典歌舞伎を中心に経験を積んでいる。平成10年代における歌舞伎役者は立役を得意とするベテランとその子らの世代に役者が揃っているが、その間の世代の層が薄く、中堅の二枚目役者として貴重な存在となる。

仮名手本忠臣蔵』の斧定九郎や『義経千本桜』の主馬小金吾のような役を演じることが多いが、近年では『双蝶々曲輪日記』の山崎屋与五郎(平成15年1月国立劇場)、『芦屋道満大内鑑』「葛の葉」の安倍保名(平成15年6月歌舞伎座)など主要な役どころをつとめる機会を増やしている。

2007年(平成19年)4月歌舞伎座『鬼一法眼三略巻』「菊畑」の虎蔵実ハ牛若丸と『双蝶々曲輪日記』「角力場」の放駒長吉と山崎屋与五郎で二代目中村錦之助を襲名。

主な出演

歌舞伎

上記以外のもの。

映画

沓掛時次郎 遊侠一匹』(1966年)

テレビ

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.552
  2. ^ “「萬屋の姫」千晴子が女優始動、バラエティーも意欲”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202006060000530.html 2020年6月8日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)

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