中国・台湾進出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:43 UTC 版)
2005年1月には、初海外進出として中華人民共和国遼寧省大連市に現地子会社「王将餃子(大連)餐飲有限公司」を設立し、同年8月、大連に出店を果たした。「餃子の王将」が餃子母国へ凱旋帰国!をキャッチフレーズに餃子発祥の地の1つとされる満州の大連に「日本の中華料理」を輸出する形で話題にもなった。CMからのキャッチフレーズである「食は万里を超える」を実践する意気込みである。 尚、日本の店舗であることを強調するために、看板などは日本語で「ぎょうざの王将」と「餃子」を平仮名表記している。2008年8月には大連商場店(1号店)、開発区店、人民路店、英華街店、金州店と5店舗に成長した。 一時は6店舗にまで拡大したが、業績悪化のため2014年10月31日に子会社の解散を決定し、同年11月に全店舗閉店。2016年3月には子会社の清算完了。大連の「餃子の王将」の閉店後、元関係者らによって「大連嘉和屋餐飲有限公司」が設立され、2015年、「餃子の王将」の店舗跡地に「嘉和屋(カワヤ)」を営業開始した。 2016年6月28日の株主総会で、海外再進出として年内に台湾へ出店する方針を発表した。2017年4月、台湾・高雄市の「漢神アリーナショッピングプラザ(漢神巨蛋購物廣場)」に台湾1号店となる「餃子の王将 高雄漢神巨蛋店」をオープンした。台湾では主食である餃子を、敢えて白飯と一緒に提供する「餃子セット」など、日本流の食べ方を提案している。
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