不渡りの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 06:22 UTC 版)
不渡りは、主に次のような種類があり、通常、不渡りといえば「1号不渡り」のことを言う。これは、0号不渡りが振出人の信用に起因するものではない事、2号不渡りに関しては資金不足の問題ではない事や、1号不渡りとは違い異議申し立てが出来る事から別個のものと扱われるためである。 なお、「1号」「2号」は銀行等が作成する不渡届の種別のことであり、「0号」は不渡届を作成しないことからこの呼び名がある。 0号不渡り 形式不備・呈示期間経過後・期日未到来など、振出人(又は引受人)の信用に関係のないもの 1号不渡り 取引なし・支払資金の不足など、振出人(又は引受人)の信用に関係するもの 2号不渡り 契約不履行・偽造・詐取・盗難・紛失など。 不渡りとなった場合、手形の場合は「この手形本日呈示されましたが、(預金残高不足など不渡事由を記入)のため支払い致しかねます。何年何月何日 株式会社xx銀行 yy支店」と書かれた不渡付箋が貼られ、小切手の場合はほぼ同内容が記載された不渡宣言のゴム印が押される。
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