下中村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/17 17:08 UTC 版)
| しもなかむら 下中村 | |
|---|---|
| 廃止日 | 昭和30年(1955年)4月1日 | 
| 廃止理由 | 新設合併 下中村、前羽村 → 橘町 | 
| 現在の自治体 | 小田原市 | 
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |  日本 | 
| 地方 | 関東地方 | 
| 都道府県 | 神奈川県 | 
| 郡 | 足柄下郡 | 
| 市町村コード | なし(導入前に廃止) | 
| 隣接自治体 | 小田原市、足柄上郡中井村、中郡二宮町 | 
| 下中村役場 | |
| 所在地 | 神奈川県足柄下郡下中村大字小船 | 
| 座標 | 北緯35度18分06秒 東経139度13分38秒 / 北緯35.30158度 東経139.22725度座標: 北緯35度18分06秒 東経139度13分38秒 / 北緯35.30158度 東経139.22725度 | 
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下中村(しもなかむら)は、神奈川県足柄下郡に存在した村。現在の小田原市東部、東海道本線国府津駅の北東に位置した。
地理
- 河川:押切川
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、小船村、中村原、上町村、沼代村、小竹村および羽根尾村、淘綾郡山西村飛地が合併して下中村が発足。
- 1953年(昭和28年)12月28日 相模人形芝居(下中座)が神奈川県無形文化財に指定される。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 前羽村と合併して橘町が発足。同日下中村廃止。
特産物
農業が盛んであり、麦、ミカン、畜牛、乳牛、養蚕の品評会などで優秀な成績を収める農家が多く存在した。その豊かな農業生産力から『蔬菜類の王国』と呼ばれたこともある[1]。
戦後も現在に至るまで農業は盛んである。特産品とされたものにタマネギと牛乳がある。
タマネギの中でも現在かながわブランドとされている「湘南レッド」の品種改良は、下中村でも行われた。
文化財
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 14 神奈川県
- 竹見龍男『中村郷―橘・中井の歴史』私家版、1970年。
- 相模人形芝居下中座『国指定重要無形民俗文化財 相模人形芝居下中座の歩み』相模人形芝居 下中座、1998年。
関連項目
- 下 - 中村のページへのリンク

 
                             
                    




