下院(セイム)選挙制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 01:06 UTC 版)
「1989年ポーランド議会選挙」の記事における「下院(セイム)選挙制度」の解説
現国会を引き継ぐ下院(セイム)460議席の内、65%(299議席)はポーランド統一労働者党(PZPR)とその衛星政党に事前配分(PZPR及び衛星政党枠)。残る35%(161議席)については自由選挙枠とする。なお次回選挙からは100%自由選挙を目指す。 PZPR及び衛星政党枠65%の内、5%はキリスト教系団体(パックス、キリスト教社会連盟、カトリック社会同盟)に配分される。また、PZPR及び衛星政党枠の内、一部は全国区(35議席)で任命される。有効投票の過半数の支持で当選する。 「円卓会議」での合意に基づく各選挙区の定数にPZPR、衛星政党、キリスト教系団体、自由選挙枠をどのように配分するかについては国家評議会が決定する(各選挙区に最低でも1議席を自由選挙枠として割り振る)。
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