【下向き空中開花】(したむきくうちゅうかいか)
航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」で、過去に実施されていた演技のひとつ。
1982年、浜松基地のエアショーで4番機がこの演技中に墜落、パイロットが殉職すると共に周辺住民に12名もの負傷者を出す大事故を起こしてしまう。
それ以来、演目から削除され実施される事は無くなった。
なお、その後のブルーインパルスにおいてはこの演技をモチーフに、180度ロールを削除するなど安全性を向上させた「レインフォール」が採用されていたが、2010年より、最下部でブレイクしてから上昇する「サンライズ」に変更された。
下向き空中開花
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:44 UTC 版)
1番機から4番機がダイヤモンド隊形で正面から進入し、ループを開始。ループの頂点でスモークを使用開始、ループの途中で下向き垂直の姿勢になったところで4方向に分かれる。
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