上掵遺跡出土の磨製石斧とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 上掵遺跡出土の磨製石斧の意味・解説 

上掵遺跡出土の磨製石斧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 00:05 UTC 版)

上掵遺跡」の記事における「上掵遺跡出土の磨製石斧」の解説

磨製石斧昭和40年1965年)ころ、道路工事の際、深さ1mのところで4本まとまって出土した。 4本の大きさは、 長さ60.2cm、最大幅10.0cm、厚さ4.3cm、重さ4.4kg 長さ59.4cm、最大幅7.9cm、厚さ2.0cm、重さ1.4kg 長さ50.0cm、最大幅7.4cm、厚さ4.3cm、重さ3.2kg 長さ36.7cm、最大幅4.3cm、厚さ4.3cm、重さ2.3kg である。 4本のうちの最長のものは、これまで日本出土した磨製石斧の中では最大とびぬけて大形であることと、他の遺物伴わず、4本まとまった状態で出て来たことが特徴的で、他にあまり類例がない。 緑色凝灰岩製で、いずれも縄文時代前期特徴的な技法である擦切技法によってきわめて丁寧に磨き上げられており、光沢がある。使用痕はない。 石斧大きさ出土状態からみて、実用されたものではなく当時祭祀かかわって使用されたものと考えられる大形石斧特殊な用途使用する例は、韓国新石器時代墳墓副葬品として埋納するケースがある。厚浦里遺跡では副葬品として大小さまざまな石斧130余り多く人骨とともに埋葬されていた。この遺跡から出土した磨製石斧最大のものは54cmもあったが、上掵遺跡出土のものはそれよりさらに大きいことになる。

※この「上掵遺跡出土の磨製石斧」の解説は、「上掵遺跡」の解説の一部です。
「上掵遺跡出土の磨製石斧」を含む「上掵遺跡」の記事については、「上掵遺跡」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「上掵遺跡出土の磨製石斧」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「上掵遺跡出土の磨製石斧」の関連用語

1
100% |||||

上掵遺跡出土の磨製石斧のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



上掵遺跡出土の磨製石斧のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの上掵遺跡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS