三浦弘行の地位保全(第75期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:54 UTC 版)
「順位戦」の記事における「三浦弘行の地位保全(第75期)」の解説
三浦弘行は第75期(2016年度)を2期ぶり15期目のA級で迎え、当初3連敗したものの4回戦の対渡辺明戦で初勝利。しかし当該対局の直後に、将棋ソフト不正使用疑惑が指摘され、これにより三浦は2016年10月13日から同年12月31日まで出場停止処分を受けた。しかしその後疑惑が晴れたことで、日本将棋連盟は、同処分によって不戦敗となるはずだった順位戦の対局(5回戦・対屋敷伸之戦および6回戦・対行方尚史戦)を保障する必要が生じ、三浦の処遇として、当期順位戦5回戦以降は不戦敗として計上せず(1勝3敗5不戦)、他の棋士の成績にかかわらず翌76期もA級(11位)に据え置き、当期A級の降級枠は1名のみとすることにした。結果、森内俊之が佐藤康光と同星(3勝6敗)ながら頭ハネで陥落、そのままフリークラス宣言をし順位戦を引退した。
※この「三浦弘行の地位保全(第75期)」の解説は、「順位戦」の解説の一部です。
「三浦弘行の地位保全(第75期)」を含む「順位戦」の記事については、「順位戦」の概要を参照ください。
- 三浦弘行の地位保全のページへのリンク