三塚琉生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 12:55 UTC 版)
読売ジャイアンツ #96 | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 千葉県柏市 |
生年月日 | 2004年5月10日(21歳) |
身長 体重 |
182 cm 91 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手、一塁手 |
プロ入り | 2022年 育成選手ドラフト6位 |
初出場 | 2025年6月14日 |
年俸 | 370万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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三塚 琉生(みつか るい、2004年5月10日 - )は、千葉県柏市出身のプロ野球選手(外野手、内野手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
プロ入り前
小学校1年時から野球を始める[2]。増尾西小時代の増尾レッドスターズ、逆井中時の八千代中央シニアを経て、桐生第一高等学校に進学[2]。3年夏の群馬県大会では、打率.467、7打点と活躍し[3]、4強に貢献した[2]。10月9日にチームメイトの北村流音とともに読売ジャイアンツの入団テストを受けた[4]。
2022年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、読売ジャイアンツから育成ドラフト6位指名を受けた。11月14日、支度金290万円、年俸360万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[5]。背番号は031[6]。同期の北村も育成8位で巨人から指名を受け[4]、同じ高校から同時に巨人入りするのは初となった[7]。
巨人時代
2023年は三軍戦にて本塁打を放つなど能力の高さをアピールしていたが[8]、6月25日に行われた新潟アルビレックスBC戦(三軍戦)の走塁中に左足を負傷し、左膝後十字靱帯損傷および左膝内側半月板損傷と診断され、7月6日に都内の病院にて左膝後十字靱帯再建術、後斜走靱帯再建術、内側半月板縫合術の計3つの手術を受けた[9]。これ以降はリハビリに専念した[10]。
2024年の春季キャンプでは、初日から三軍キャンプに参加し、軽めのノックをこなした[8]。5月下旬より全体練習に合流し、6月12日に三軍戦で約1年ぶりの実戦出場を果たした[10]。オフには台湾で行われたアジアウインターベースボールリーグに参加した[11]。
2025年の春季キャンプでは、監督の阿部慎之助から直々に指導を受けた[12]。シーズン開幕後は5月9日に二軍に初昇格すると、6月12日までで19試合で打率.357、4本塁打、11打点と結果を残した[13][14]。翌13日に支配下登録され、背番号は96となった[15]。
選手としての特徴・人物
高校通算31本塁打を放つなど、走攻守3拍子揃った外野手[3]。高い打撃センスと長打力を誇り、巨人OBでスカウト部長の水野雄仁から「吉村禎章2世」と評されている[16]。
愛称は「みっちゃん」、「ケンシロウ(『北斗の拳』の主人公にちなんでいる)」[16]。
一振りで試合の流れを変える「豪打一振」という言葉を大切にしている[16]。座右の銘は「継続は力なり」[16]。
詳細情報
記録
初記録
- 初出場・初先発出場:2025年6月14日、対オリックス・バファローズ2回戦(京セラドーム大阪)、「8番・指名打者」で先発出場[17]
- 初打席:同上、3回表、宮城大弥から空振り三振[18]
背番号
脚注
- ^ 「巨人 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月2日閲覧。
- ^ a b c 水上智恵「【巨人・新人連載】育成6位・三塚琉生の太眉に注目! 高校31発スラッガー「支配下上がるまでこのまま」」『スポーツ報知』2023年1月24日。2023年3月26日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】桐生第一の育成6位三塚琉生、8位北村流音に指名あいさつ 決め手は入団テスト」『日刊スポーツ』2022年10月27日。2024年8月5日閲覧。
- ^ 「【巨人】育成6位・三塚琉生が仮契約「みんなが知っているような選手に」」『スポーツ報知』2022年11月14日。2023年3月26日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】浅野翔吾、萩尾匡也ら新入団選手14人 背番号、出身校、契約金など一覧」『日刊スポーツ』2022年11月24日。2025年3月27日閲覧。
- ^ 「【巨人・新人連載】育成8位・北村流音 本格派右腕がプロ入り後に内野手転向 ソフトバンク今宮流で勝負」『スポーツ報知』2023年1月29日。2024年8月5日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】左膝大けがの大砲・三塚琉生が軽めのノック「ようやくここまで来ました」」『スポーツ報知』2024年2月1日。2025年3月27日閲覧。
- ^ 「【巨人】育成6位三塚琉生、重傷で左膝後十字靱帯再建術など3つ手術 6月25日の3軍戦で負傷」『日刊スポーツ』2023年7月7日。2025年3月27日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】三塚琉生が「6番・DH」で約1年ぶりに実戦復帰…左膝の大ケガから復活」『スポーツ報知』2024年6月12日。2025年3月27日閲覧。
- ^ 「巨人20歳は「次の村上宗隆」 異国で支配下アピール中…ブレーク予感「この子化けるよ」」『Full-Count』2024年12月12日。2025年3月27日閲覧。
- ^ 「巨人・阿部監督、紅白戦の前に3軍キャンプ視察 育成・三塚らを指導」『サンスポ』2025年2月11日。2025年3月27日閲覧。
- ^ 「【巨人2軍】育成の三塚琉生が一矢報いる第4号ソロ 19試合で打率3割5分超え」『日テレNEWS NNN』2025年6月12日。2025年6月13日閲覧。
- ^ 小島和之「巨人“左のロマン砲”が大けが手術乗り越え緊急支配下即1軍つかんだ…三塚琉生という男」『スポーツ報知』2025年6月13日。2025年6月13日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】三塚琉生が支配下登録 2軍で打率3割5分7厘、OPS1・053のロマン砲 背番号は96」『スポーツ報知』2025年6月13日。2025年6月13日閲覧。
- ^ a b c d 小島和之「巨人育成・三塚琉生「豪打一振」の言葉を胸に支配下昇格目指す 左の大砲候補 「ケンシロウ」の愛称も」『スポーツ報知』2025年6月8日。2025年6月9日閲覧。
- ^ “【巨人】三塚琉生が「8番・DH」でプロ初出場初スタメン宮城打ちで初安打なるか…オリックス戦スタメン”. スポーツ報知 (2025年6月14日). 2025年6月14日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2025年6月14日). “巨人・三塚琉生、1軍デビュー戦は4打数無安打 オリックス・宮城には3打席連続三振”. サンスポ. 2025年6月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 三塚琉生 - NPB.jp 日本野球機構
- 三塚 琉生 | 選手情報 - 読売ジャイアンツ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 三塚琉生のページへのリンク