富田龍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 15:41 UTC 版)
読売ジャイアンツ #028 | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 香川県高松市 |
生年月日 | 1999年11月11日(25歳) |
身長 体重 |
179 cm 78 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2021年 育成選手ドラフト8位 |
年俸 | 420万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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富田 龍(とみだ りゅう、1999年11月11日 - )は、香川県高松市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
プロ入り前
高松市立牟礼南小学校時代は軟式野球の牟礼南クラブに所属[2]。高松市立牟礼中学校では軟式野球部に所属するとともに、元プロ野球選手の高橋浩司が開く「高橋野球塾」で硬式野球の指導を受けていた[2][3]。
香川県立志度高等学校では2年秋に背番号11で公式戦デビュー[4]。3年春からエースとなり、3年夏の香川県大会は初戦(2回戦)の高松商戦に先発したが、1/3回で3安打を打たれて降板し、チームは0-10で6回コールド負けを喫した[5]。甲子園出場経験はなし[4]。
四国学院大学では、13試合に登板して通算1勝ながら、43回2/3を投げ42奪三振と高い奪三振率を誇った[4]。大学時代の1学年上に水上由伸がいた。
2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツから育成選手ドラフト8巡目で指名を受け、11月18日に支度金290万円、年俸400万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[4]。背番号は028[6]。
巨人時代
2022年は三軍では24試合の登板で防御率2.53を記録したものの、二軍では5試合の登板で7失点を喫するなど振るわなかった[7][8]。
2023年は二軍では25試合に登板。28.2イニングを投げて防御率4.71にとどまった[7][8]。
2024年は三軍では30試合に登板して防御率0.56、30.1イニングを投げて45奪三振(奪三振率は13.35)を記録し、二軍では4試合の登板にとどまったものの防御率2.25、奪三振率は15.75と成長を見せた[7][8]。
選手としての特徴
足を高く上げる特徴的なフォームから投じる、最速147km/hのキレのある直球が売りの本格派左腕[4][9]。目標とする選手に山口鉄也やアロルディス・チャップマンの名を挙げている[4]。
詳細情報
背番号
- 028(2022年[6] - )
脚注
- ^ 「巨人 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月22日閲覧。
- ^ a b 「巨人育成8位・富田 龍(四国学院大)うどん県から巨人の左腕大黒柱へ!」『高校野球ドットコム』2021年11月18日。2022年3月19日閲覧。
- ^ 高橋野球塾 [@takahashi.ykj] (2021年10月11日). "本日のドラフト会議で、読売巨人軍から指名された 富田 龍くん". Instagramより2022年3月19日閲覧。
- ^ a b c d e f 「【巨人】育成8位・富田龍“鉄腕2世”だ!「自信しかない」直球で山口鉄也コーチ目指す」『スポーツ報知』2021年11月19日。2022年3月19日閲覧。
- ^ 「第99回全国高校野球選手権香川大会 高松商―志度(2回戦)」『バーチャル高校野球 | スポーツブル』。2022年3月19日閲覧。
- ^ a b 「新入団選手発表に17選手、翁田投手の登録名は「大勢」に」『読売ジャイアンツ(巨人軍)公式サイト』2021年12月8日。2025年1月24日閲覧。
- ^ a b c 「異次元の13.35…巨人逸材は「支配下まだか」 高まる期待、刻み続けた衝撃「0.59」」『Full-Count』2024年11月13日。2025年1月23日閲覧。
- ^ a b c 「富田 龍 | 選手情報」『読売巨人軍公式サイト』。2025年1月23日閲覧。
- ^ 「富田龍(読売ジャイアンツ)」週刊ベースボールONLINE。2022年3月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 富田龍 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手プロフィール - 読売ジャイアンツ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 富田龍のページへのリンク