笹原操希
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/17 13:59 UTC 版)
| 読売ジャイアンツ #69 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 長野県長野市[1][2] |
| 生年月日 | 2004年2月9日（21歳） |
| 身長 体重 |
180 cm 77 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 外野手 |
| プロ入り | 2021年 育成選手ドラフト4位 |
| 初出場 | 2025年4月16日 |
| 年俸 | 420万円（2025年）[3] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
この表について
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笹原 操希（ささはら みさき、2004年2月9日 - ）は、長野県長野市出身のプロ野球選手（外野手）。右投右打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
プロ入り前
長野市立裾花小学校3年生の時に長野南リトルで野球を始め[1]、長野市立裾花中学校時代は長野南リトルシニアに所属[4][5]。
上田西高等学校では1年春から非凡な打撃を見せ4番打者に抜擢される。2年秋の東信地区大会決勝からは積極性と対応力を見込まれ1番に固定され[4]、北信越大会は12試合で打率.442を記録して準優勝[6]。3年春は第93回選抜高等学校野球大会に出場。1回戦で花田侑樹擁する広島新庄と対戦し、「1番・中堅手」として2安打を放つも、延長12回、0-1でサヨナラ負けを喫した[7]。3年夏は長野県大会ベスト8に終わった。高校時代の1年先輩に髙寺望夢がいる。
2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツから育成選手ドラフト4位で指名を受け、11月24日に支度金290万円、年俸360万円（金額は推定）で仮契約を結んだ[1]。背番号は009[8]。
巨人時代
2022年は二軍で3試合に出場し、安打を1本記録した[9]。
2023年は二軍で16試合に出場。8月19日のイースタン・リーグのヤクルト戦で原樹理から公式戦初本塁打となる3点本塁打を放った[10]。最終的に打率.226、1本塁打、4打点を記録した[9]。
2024年は春季キャンプを三軍でスタートするも、打率.317とアピールし、7月に二軍昇格[11]。二軍でも48試合に出場して打率.288、0本塁打、11打点と成長を見せた[9][12]。オフには2024アジアウィンターベースボールリーグに参加し、NPB所属選手ではトップとなる打率.340、17安打と結果を残した[13]。
2025年も4月13日までに二軍戦に14試合出場して打率.375、5盗塁と結果を残し、14日に支配下選手登録された[14]。背番号は69[14]。丸佳浩、トレイ・キャベッジが負傷離脱し、外野手が手薄なチーム事情もあり、16日に一軍登録され、横浜DeNAベイスターズ戦（東京ドーム）に「8番・右翼手」でプロ初出場した[15]。出塁こそなかったものの、第1打席には相手先発のトレバー・バウアーからレフトへ大飛球を放った[16]。
選手としての特徴・人物
高校通算33本塁打のパンチ力と、遠投105mの強肩、50m走6.0秒の俊足も兼ね備える[17]。
子供の頃から大の巨人ファンで、憧れの選手は坂本勇人[17]。
二軍監督を務める桑田真澄は、「（走攻守）3拍子そろったバランス型」と評している[11]。二軍打撃コーチを務める橋本到は、「試合の最初から出て、3～4打席の間で結果を残す、長野久義のようなレギュラータイプ」と評している[12]。
詳細情報
記録
- 初記録
- 初出場・初先発出場：2025年4月16日、対横浜DeNAベイスターズ4回戦（東京ドーム）、「8番・左翼手」で先発出場[18]
- 初打席：同上、2回裏にトレバー・バウアーから左飛[16]
- 初安打：2025年4月17日、対横浜DeNAベイスターズ5回戦（東京ドーム）、8回裏に東克樹から左前安打[19]
背番号
脚注
- ^ a b c 「【巨人】育成ドラフト４位・上田西高の笹原操希が仮契約 亀井２世に名乗り」『スポーツ報知』2021年11月24日。2021年12月4日閲覧。
- ^ 【NPB】巨人育成4位、上田西高・笹原操希インタビュー Guard Kanasaru., Ltd
- ^ 「巨人 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月20日閲覧。
- ^ a b 「新風・21センバツ 上田西：選手紹介/4 長野」『毎日新聞地方版』2021年3月6日。2021年12月4日閲覧。
- ^ 「ニュース |★ドラフト会議★」『長野南リトルシニア』。2021年12月4日閲覧。
- ^ 「プロ野球ドラフト会議」『日刊スポーツ』。2021年12月4日閲覧。
- ^ 「【スポーツ報知・センバツ高校野球】広島新庄-上田西（3月23日）」『スポーツ報知』。2021年12月4日閲覧。
- ^ a b 「巨人が新入団17選手お披露目 ドラ1大勢は「15」、ドラ2山田は「28」…背番号も発表」『Full-Count』2021年12月8日。2021年12月9日閲覧。
- ^ a b c 「笹原 操希 | 選手情報」『読売巨人軍公式サイト』。2025年1月31日閲覧。
- ^ 「【巨人】育成２年目・笹原操希が２軍公式戦１号「しゃかりきにいきました。打った瞬間入ったと思いました」」『スポーツ報知』2023年8月20日。2025年1月31日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】驚異の打率５割超に「やってきたことが間違いじゃなかった」育成３年目の２０歳に開花の兆し…２軍楽天戦」『スポーツ報知』2024年7月14日。2025年1月31日閲覧。
- ^ a b c 「育成３年目の笹原操希は走攻守三拍子そろった“長野２世”「バット軌道を変えた」スイング修正で打撃が安定」『スポーツ報知』2024年10月6日。2025年1月31日閲覧。
- ^ 「巨人20歳は「未来明るすぎる」 異彩を放つ.340＆17…異国での躍動が「凄まじい」」『Full-Count』2024年12月16日。2025年1月31日閲覧。
- ^ a b c 「巨人 育成の笹原と支配下契約「長野さんのような走攻守で活躍できる選手に」背番号「６９」」『デイリースポーツ online』2025年4月14日。2025年4月14日閲覧。
- ^ 「【巨人】 １軍昇格の笹原操希が「８番・左翼」でプロ初スタメン、オコエ瑠偉が「６番・中堅」 先発は山崎伊織」『スポーツ報知』2025年4月16日。2025年4月16日閲覧。
- ^ a b 「巨人・笹原操希 1軍初昇格即「8番・左翼」スタメン 初打席でフェンスぎりぎり大飛球、どよめきも」『スポーツニッポン』2025年4月16日。2025年4月16日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】Ｇ党の育成４位・笹原操希「いつか巨人を代表するような選手に」指名あいさつに気合」『スポーツ報知』2011年11月2日。2021年12月4日閲覧。
- ^ “巨人、支配下登録されたばかりの笹原操希が1軍昇格即スタメン「若々しくプレーするだけ」”. サンスポ. 産業経済新聞社 (2025年4月16日). 2025年4月16日閲覧。
- ^ “【巨人】笹原操希がプロ初安打！東から左前へ 支配下４日目の新星”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2025年4月17日). 2025年4月17日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 笹原操希 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手プロフィール - 読売ジャイアンツ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
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