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三塚幸彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/15 17:40 UTC 版)

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三塚 幸彦
生誕 8月2日
出身地 日本 北海道
学歴 専修大学経営学部卒
職業 尺八奏者、尺八製作者
担当楽器 尺八
レーベル ノーザンライツレコード
共同作業者 遠TONE音


三塚 幸彦(みつか ゆきひこ)は日本の尺八奏者、尺八製作者。

来歴・人物

北海道出身。16歳の頃たまたま聴いた尺八の音色に感動、父の所有する尺八を隠れて吹いたのが尺八への第一歩となった。[1]  琴古流人間国宝青木鈴慕に、都山流を人間国宝山本邦山に師事。 NHK邦楽オーディション3連続合格後に独立、流派にとらわれない自由な活動を開始。太鼓の林英哲ウードのハムザエルディン、パイプオルガンの酒井多賀志と共に、全国はもとより、海外にまでその活動拠点を延ばす。1988年に尺八、、ギターによるユニット遠TONE音を結成した。[2]
尺八発音のための超基礎レベルの指導を得意とし、「邦楽ジャーナル」誌の2010年1月号より2014年2月号まで「目から鱗の尺八上達術」を、2019年8月号より「新 目から鱗の尺八上達術」を連載。
一方、演奏作曲だけではなく、泉州尺八工房(後述)やノーザンライツレコードの各代表、レコーディング・エンジニアの顔も持つ。[3] Shakuhachi Project GMQ岩田卓也ら尺八奏者4人組のユニット)をプロデュース。[4]

尺八製作者として

大学在学中に自分のための尺八を製作。卒業後その尺八でNHK邦楽育成会に合格、その後もコンサート活動などを通じて、自作尺八の性能が高く評価され、若手尺八演奏家からの尺八製作依頼が多くなり、尺八製作工房を設立。卒業した大学名にちなんで泉州尺八工房と銘々する。[5]
同工房製の尺八を使用する奏者に、松田惺山善養寺惠介、田辺頌山、岩田卓也石垣秀基、大河内淳矢、松村湧太、神永大輔、遠藤直幸、鯨岡徹などがいる。[6]

2019年、かねてより構想のあったアルミニウム製の「メタル尺八」を金属加工業者の協力を得て制作、発表した。[7]

脚注

  1. ^ TONE OFFICIAL SITE. “"尺八 三塚幸彦 遠TONE音"”. 2014年12月25日閲覧。
  2. ^ レコチョク. “三塚幸彦&松本峰明”. 2014年12月25日閲覧。
  3. ^ 邦楽ジャーナル. “三塚幸彦の「目から鱗の尺八上達術」講習会”. 2014年12月25日閲覧。
  4. ^ 『邦楽ジャーナル 2019年11月号(394号)』有限会社 邦楽ジャーナル、2019年、2頁。
  5. ^ 泉州尺八工房. “三塚幸彦”. 2014年12月25日閲覧。
  6. ^ 泉州尺八工房. “リンク”. 2014年12月25日閲覧。
  7. ^ 東京新聞. “誰でも音が出る「メタル尺八」 東京の工房「もっと気軽な楽器に」”. 2019年11月18日閲覧。

関連項目

外部リンク




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