三井楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:36 UTC 版)
1990年11月2-3日、長崎県五島市(旧南松浦郡三井楽町)の白良ケ浜にハナゴンドウ582頭が漂着した。福江島の三井楽など五島列島は小型鯨類を追い込み漁などで捕獲したり、また鯨類の漂着(住民にとってはこれも漁の感覚があった)もあり、小型鯨類を食用にしており、この時も食用としたが、それを「頭殴り解体、食用に」と中日新聞が報じるなど日本のマスコミが一斉に報じ、更に英国の各紙は、イルカ虐殺、あるいは、全世界の恥、などと報じ、非難を浴びた。一方、五島列島では、小型鯨類は神の授かり物だという感覚があったり、離島である為に牛豚の肉の値段が高く小型鯨類に需要があったりし、小型鯨類を大切な蛋白源として分配していたと、日本の週刊誌が擁護した。
※この「三井楽」の解説は、「イルカ追い込み漁」の解説の一部です。
「三井楽」を含む「イルカ追い込み漁」の記事については、「イルカ追い込み漁」の概要を参照ください。
- 三井楽のページへのリンク