一等寝台食堂車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 02:22 UTC 版)
9095形オイネシ9095 - 9100鹿児島・長崎本線夜行列車用として1910年に大宮工場で6両製造された20m級一等寝台食堂合造車。 もっとも長崎本線では食堂の営業時間があまり確保できなかったため、1913年に小倉工場で9098 - 9100の食堂部分を二等座席室に改造して9116形オイネロ9116 - 9118とした。こちらは更に1918年に小倉工場で二等座席を二等寝台に再改造して9100形オイロネ9100 - 9102となり、17250形オイロネ17250 - 17252への改称後、鋼製車の投入で1929年に18230形オロハ18230 - 18232へ再々改造されている。 これに対し残る3両は、そのまま鹿児島本線で使用されたが、1923年に二等和食堂車に改造されて9210形ナロワシ9210 - 9212に改称。1928年に17780形オロシ17780 - 17782に改称されたが、鋼製車に置き換えられ、1929年に鷹取工場で19330形スユニ19330 - 19332へ格下げ改造されている。 9100形(9116形改造車)の形式図
※この「一等寝台食堂車」の解説は、「鉄道院基本形客車」の解説の一部です。
「一等寝台食堂車」を含む「鉄道院基本形客車」の記事については、「鉄道院基本形客車」の概要を参照ください。
- 一等寝台食堂車のページへのリンク