一族、侯爵に昇る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/07 22:56 UTC 版)
「アナンデイル=ハートフェル伯爵」の記事における「一族、侯爵に昇る」の解説
その息子であるウィリアム・ジョンストン(1664-1721)はスコットランド枢密院(英語版)やスコットランド国務大臣(英語版)を歴任した政治家である。彼は1701年にアナンデイル侯爵(Marquess of Annandale)に陛爵するとともに、ハートフェル伯爵(Earl of Hartfell)、アナンド子爵(Viscount of Annand)及びロッホウッド、ロッホメイヴン、モファットデイル及びエヴァンデイルのジョンストン卿(Lord Johnstone of Lochwood, Lochmaben, Moffatdale and Evandale)の爵位を授けられている。初代侯ののちはその子ジェームズが爵位を相続した。 2代侯ジェームズ(1687-1730)は1726年に継母の子供を財産継承から外すべく、すべての爵位を返還、再叙爵を受けている。彼が生涯未婚のままナポリで死去すると、爵位は異母弟ジョージに相続された。 しかし、3代侯ジョージ(1720-1792)も子のないまま死去したため、「1701年爵位群」はことごとく廃絶した一方、残る爵位はすべて休止した。ジョージの又甥にあたる第3代ホープトン伯爵(英語版)は同家のスコットランドにおける領地を相続したのち、休止した爵位の回復を請願したがこれには失敗している。
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