一度目の停戦合意とその死文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:15 UTC 版)
「2020年ナゴルノ・カラバフ紛争」の記事における「一度目の停戦合意とその死文化」の解説
10月10日正午の停戦発効後、アルメニアとアゼルバイジャンは相手国に停戦違反行為があったとして非難し、アルメニア国防省は停戦発効5分後にアゼルバイジャン軍が前線へ攻撃を行ったと発表、アゼルバイジャン国防省もアルメニア軍が人口密集地を攻撃したと発表した。 10月11日2時30分頃、アゼルバイジャン国防省は、アルメニア軍がベルドOTR-21戦術弾道ミサイルでギャンジャを攻撃し、9人が死亡し、34人が負傷したと発表したが、アルメニアとアルツァフ側は否定した。また、アゼルバイジャン国防省は、アルメニア軍がミンゲチェヴィル水力発電所をミサイル攻撃したと発表した。18時頃、アゼルバイジャン国防省はアルメニア軍がアグダム県、タタール県、アグジャバディ県、フィズリ県の村を砲撃したと発表した。 小規模の衝突が10月12日まで続き、アゼルバイジャン国防省は、前線上でアゼルバイジャン軍が「優位性」を確保していると発表し、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、アルメニア軍がハドルト奪還を数度にわたって試みたと発表した。その後、アゼルバイジャン国防省は、アルメニア軍が午前中にアグダム県、タタール県、ゴランボイ県を砲撃したと発表した。
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