一対比較
【英】:pairwise comparison
一対比較とは, 判断の対象となる選択肢を2つ一組として, どちらがよりよいか, どちらを選択するかなどの比較判断を行うことである. 一対比較は, 最も単純な判断方法のため, 他の多肢選択法, 評定尺度法(例えば, 5段階評価など)よりも, 容易であり, 低年齢の被験者に対しても用いることが可能であり, 再現性が高く, 細かい差に対する識別力が大きいことなどから, 非常に広く用いられている.
一対比較 (投票理論における)
【英】:paired comparison
選択肢の中のすべての2つを比較する方法. 一方が他方より選好される, 選好されない, あるいは両者は無差別であるという結果, 例えばスポーツにおいてすべての2チーム間で試合を行い, 一方が勝ち, 負け, あるいは引き分けという形の結果を基に, 全体としての順位をつけるのが一対比較による順位付けである. 最も一般的な方法は, 各選択肢がより選好される割合, すなわち各チームの勝率に基づいて全体の順位をつける方法である.
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