㊙色とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 色彩 > > ㊙色の意味・解説 

ひ‐そく【秘色】

読み方:ひそく

王家以外の使用禁じたころから中国越州窯で、晩唐から五代にかけて作られ良質青磁花鳥・竜など、優美な文様を施す。秘色青磁

秘色色(ひそくいろ)」の略。


秘色

作者宇佐美宏

収載図書秘色
出版社アルス出版(製作)
刊行年月2001.6


秘色

作者村田喜代子

収載図書人が見たに化れ
出版社朝日新聞社
刊行年月2001.12


秘色

作者畠中恵

収載図書つくもがみ貸します
出版社角川書店
刊行年月2007.9


青磁色

(㊙色 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 05:50 UTC 版)

青磁色
せいじいろ
 
16進表記 #60B49F
RGB (126, 190, 165)
CMYK (34, 0, 13, 25)
HSV (157°, 33%, 75%)
マンセル値 7.5G 6.5/4
表示されている色は一例です
青磁色JIS慣用色名
  マンセル値 7.5G 6.5/4
青磁の皿

青磁色(せいじいろ)とは、青磁に似た薄い緑色のことである。JIS慣用色名にも指定されている。

英語名セラドン(celadon)も青磁を表す。また秘色(ひそく・ひしょく)とも呼ばれる。

概要

代の中国・越州窯で淡青色の磁器が焼成されるようになると、この色が当時の皇帝に珍重され、この色をした青磁がもっぱら宮廷内で使用されるものとして民間に出回るのを禁じられたため、この色が「秘色」と呼ばれるようになった。その後日本にも青磁は渡来してきたが、当時の平安時代のころでも秘色と呼ばれ、「青磁色」と呼ばれるようになった。現物の青磁には、若干緑がかったものから浅黄色に近いものまで幅広く、そのため青磁色という言葉のさす色も時によりばらつきがある。

しかし、その後日本ではこの色が染物として作られ、この言葉は青磁器のみの色をさすものではなくなっていく。藍草の生葉を杵でついて出した汁を銅で媒染するとこの色に染まるという。

なおJISでは右図のように色が定義されている。

近似色

関連項目


秘色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 05:56 UTC 版)

十二秘色のパレット」の記事における「秘色」の解説

パレットペアから色を奪い織り物鉱石彩色する力。

※この「秘色」の解説は、「十二秘色のパレット」の解説の一部です。
「秘色」を含む「十二秘色のパレット」の記事については、「十二秘色のパレット」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「㊙色」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「秘色」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



㊙色と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「㊙色」の関連用語

㊙色のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



㊙色のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの青磁色 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの十二秘色のパレット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS