ヴェガ星域会戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:18 UTC 版)
「銀河英雄伝説の戦役」の記事における「ヴェガ星域会戦」の解説
シリウス戦役内に於ける、地球軍とBFFの戦い。正確な日時は不明(時系列上は西暦2701年から2703年の間)。それまで、ジョリオ・フランクール率いるBFFは、地球軍のコリンズ、シャトルフ、ヴィネッティという有能な3人の提督の前に一度ならず敗北していたが、本会戦に於いてはその3提督の連携が乱れたためフランクールは各個撃破によって勝利を納めた。更に本会戦の敗北によって3提督の間に不和が生じたところをついて、チャオ・ユイルンが謀略を仕掛けて3提督を互いに殺し合わせて共倒れさせた。 OVAでは謀略に関する具体的説明は無いが、原作では以下の手順を踏んだと説明されている。 ヴィネッティにクーデターを起こすように唆してコリンズを殺させる。 シャトルフにコリンズの死の真相を知らせ、ヴィネッティを逮捕・処刑させる。 シャトルフに全ての責任を押し付けてヴィネッティの旧部下を扇動し、彼らにシャトルフを殺させる。 チャオの謀略により3提督を喪失した地球軍には、力量にも協調性にも欠ける二流以下の指揮官しかおらず、その戦闘能力は大幅に低下し艦艇の数と装備だけが取り柄の烏合の衆と堕した。これ以降の84回の戦いは全てBFFが勝利し、特に第二次ヴェガ星域会戦においては6万隻の地球軍が8000隻のBFF(OVA版では地球軍2万隻に対してBFFは6000隻)に大敗を喫するという醜態を晒した。
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