ヴァージン・MVR-02とは? わかりやすく解説

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ヴァージン・MVR-02

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 05:37 UTC 版)

ヴァージン MVR-02
ダンブロシオが駆るMVR-02
2月12日ヘレスで行われた合同テストにて
カテゴリー F1
コンストラクター ヴァージン
デザイナー ニック・ワース
先代 ヴァージン・VR-01
主要諸元
エンジン コスワースCA2011
タイヤ ピレリ
主要成績
チーム マルシャ・ヴァージン・レーシング
ドライバー ティモ・グロック
ジェローム・ダンブロシオ
出走時期 2011年
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
通算獲得ポイント 0
初戦 2011年オーストラリアGP
最終戦 2011年ブラジルGP
出走 優勝 表彰台 ポール Fラップ
19 0 0 0 0
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ヴァージン・MVR-02 (Virgin MVR-02) は、ヴァージン・レーシング2011年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。2011年の開幕戦から最終戦まで使用された。

概要

2010年シーズン用のマシンはVR-01であるが、2011年シーズンからロシアの自動車企業である「マルシャ」がチームに資本参加するため、マシン名に「M」が加えられてMVR-02となる[1]

新車発表会は2011年2月7日にロンドンBBCテレビセンターで行われた[2]。MVR-02はVR-01と同様に風洞を使用せず、コンピュータ上の数値流体力学 (CFD) のみで設計された[3]。テクニカルディレクターのニック・ワースは「昨年の問題を全て解決した」と述べている[3]

コスワースV8エンジンにエクストラックギアボックスというカスタマーパッケージはVR-01と変わらない。KERSは搭載しない。

ノーズの形状は偏平になったが、先端の高さは低めに設定している[4]。リアエンドはVR-01よりもタイトに設計されている[4]。ホイールベースは100mm延長されたが、全長は350mm短くなっている[4]

記録

イギリスGPでは映画『カーズ2』のプロモーション仕様で走行した。
No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ポイント ランキング
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2011 24 グロック NC 16 21 DNS 19 Ret 15 21 16 17 17 18 15 Ret 20 18 Ret 19 Ret 0 12位
25 ダンブロシオ 14 Ret 20 20 20 15 14 22 17 18 19 17 Ret 18 21 20 16 Ret 19

脚注




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