ヴァンクーヴァー島とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ヴァンクーヴァー島の意味・解説 

バンクーバー‐とう〔‐タウ〕【バンクーバー島】


バンクーバー島

(ヴァンクーヴァー島 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 22:32 UTC 版)

バンクーバー島はいくつかの海峡によって大陸から隔たっている
バンクーバー島地図

バンクーバー島(バンクーバーとう、またはヴァンクーヴァー島英語: Vancouver Island)は、カナダ南西部、ブリティッシュコロンビア州にあるである。島の名称は、18世紀後半にカナダ西海岸地域の測量を行ったジョージ・バンクーバー(George Vancouver)に由来する。

概要

面積は32,134平方キロで、九州島台湾島と同程度の大きさであり、アメリカ大陸太平洋側では最大の島である。人口は86万4864人(2021年)[1]。南端には州都ビクトリアがある。その他、ナナイモキャンベルリバーなどの都市がある。なお、バンクーバーは、バンクーバー島ではなくアメリカ大陸側に位置する。

北のジョンストーン海峡 (Johnstone Strait・東のジョージア海峡によってカナダのブリティッシュコロンビア州本土と、南のファンデフカ海峡によってアメリカ合衆国ワシントン州本土(オリンピック半島)から隔てられている。周囲にはグルフ諸島など多数の島々が点在する。ジョージア海峡、ファンデフカ海峡、ピュージェット湾などから構成される、バンクーバー島と北アメリカ大陸の間の内海は、セイリッシュ海英語版と総称される。

アメリカ州の先住民族としては、西岸にヌートカ(Nuu-chah-nulth またはNootka)族、南岸、東岸にはサリシュ(Salish)族、北部から中部にかけてはクワキウトル(Kwakiutl)族が古くより在住している。 1849年にイギリスの植民地となった。

太平洋側ではホエール・ウォッチングサーフィンが盛んで、また複雑に入り組んだ入江や内陸のなどでは釣りカヌーが楽しめる。近年ではトフィーノ (Tofinoなどのビーチリゾートの紹介が盛んに行われている。産業は主に林業、観光、漁業である。

脚注

  1. ^ vancouver island freedaily”. 2023年4月30日閲覧。

関連項目

座標: 北緯49度30分 西経125度30分 / 北緯49.500度 西経125.500度 / 49.500; -125.500


「ヴァンクーヴァー島」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴァンクーヴァー島」の関連用語

ヴァンクーヴァー島のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴァンクーヴァー島のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバンクーバー島 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS