ヌートカ族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/28 07:10 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ヌートカ族(Nootka, ヌーチャーヌルス)はカナダ西岸(特にバンクーバー周辺)に住んでいる先住民(ファースト・ネーション)。
ヌートカの名称はジェームズ・クックが西洋人としてはじめてこの民族に遭遇したときに、ヌートカ族が回っている(ヌートカ)とクックらに対して話したことに由来する。現在では山沿いに住む民という意味のヌーチャーヌルス(Nuuchahnulth)と呼ばれることも多い(彼ら自身はこちらの呼び名を好んでいる)。
ワカシ語族のヌートカ語を母語とするが、現在話者は少なくなっており、消滅が危惧されている。ポトラッチと呼ばれる贈答の儀式を行う風習があり、その際にはできるだけ豪奢に振舞うのが礼儀とされている。
参考文献
- 中山俊秀「ヌートカの人々の現在」 月刊『言語』34.2、16-19ページ、2005年
外部リンク
- Welcome | nuuchahnulth - Nuu-chah-nulth Tribal Council website(英語)
- ヌートカ族(ヌートカぞく)とは - コトバンク
「ヌートカ族」の例文・使い方・用例・文例
- ヌートカ族のページへのリンク