ワークフロー例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 09:20 UTC 版)
「Cryptomatte」の記事における「ワークフロー例」の解説
3Dシーンにおいて Cryptomatte 画像はそれぞれのオブジェクトに一意のIDを割り当てて生成される。通常、オブジェクト同士は明白に異なる色を持っているため、オブジェクトの多いシーンでは非常にカラフルとなる。IDマットはシーンにおいて一つまたは複数のオブジェクトを取り出して使うことができる。また、IDマットはデジタル合成のためにエクスポートしたり、3Dソフトウェア自身で使うことができる。 例えばのワークフローでは、画像の特定部分のみにエフェクトを掛けるための制限用マスクを生成するために Cryptomatte 画像が使われる。それによってシーン全体を再レンダリングする必要なく、素早くマスクを作成することが可能となる。 画像に対するワークフロー例: 単純なレンダリングされた3Dシーン シーンのCyptomatte画像外観 立方体を選択オブジェクトとしてCryptomatte 画像から生成したマスク 動画に対する同様のワークフロー: メディアを再生する 単純なレンダリングされた3Dシーン メディアを再生する シーンのCyptomatte画像外観 メディアを再生する 立方体を選択オブジェクトとしてCryptomatte 画像から生成したマスク メディアを再生する Cryptomatte画像 (上)、レンダリング画像 (中)、生成したマスク (下)を合わせたもの この例のマスクは中央の立方体だけ影響するように視覚効果を制限するために使用可能となっている。
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