ワイヤー式矯正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 22:10 UTC 版)
ワイヤー式矯正の種類も数種類あり、矯正器具の調整が必要なため通院と改善までの期間が必要になる。 超弾性ワイヤー法では爪の先端に穴をあけワイヤーを通すことで爪が広がるようにし、ほぼすべての種類の巻き爪に対応できる。多くは6か月から2年で再矯正を望む。 3TH-VHO方式では、ワイヤーを爪の両端に引っ掛け、中央でワイヤーを巻き上げて矯正する。VHOでは炎症がない場合、ほぼ万能に対応できる。爪の根元に対応しやすいが、爪の先端や厚い爪では効果が薄い。超弾性ワイヤー法と3TH-VHO方式は併用可能である。 無理に強い力を加えて短期間で症状を改善させようとすると、爪が割れたり爪根に疼痛を発生するなど悪影響を及ぼしてしまう点、未対応の症状が多い点、巻き爪の再発および再発の際の特殊変形の発生、矯正器具装着中の外観上の問題等のデメリットもある。
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