ロンドン証券取引所における上場廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 05:05 UTC 版)
「上場廃止」の記事における「ロンドン証券取引所における上場廃止」の解説
イギリスでは上場に関する権限は第一義的には金融当局であるFSA(Financial Services Authority)にあり、FSA上場規則では発行会社が上場維持義務(continuing obligations for listing)を満足しなくなった場合などが上場廃止の基準とされている。特にFSA規則に定められた「通常の規則立った取引を阻害する特別な事情(special circumstances that preclude normal regular dealings)」があるときは、上場廃止の広範な裁量権がFSAに認められている。 ロンドン証券取引所(LSE)では、金融当局であるFSAなどの定める規則の遵守など「申請及び開示に関する基準 (Admission and Disclosure Standards)」を定めており、これに違反した場合には譴責(censure)、違反金(fine)、損害賠償命令、上場廃止(cancellation)といった処分を行うことができることとなっている。
※この「ロンドン証券取引所における上場廃止」の解説は、「上場廃止」の解説の一部です。
「ロンドン証券取引所における上場廃止」を含む「上場廃止」の記事については、「上場廃止」の概要を参照ください。
- ロンドン証券取引所における上場廃止のページへのリンク