レーダーによる雨量の観測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 04:57 UTC 版)
レーダーを用いて降水粒子からの電波反射を観測すると、降水の分布とその強度を求めることができる。日本の気象業務では、主に気象レーダーの低仰角時の観測データ及び国土交通省河川局・道路局が設置する降水観測用レーダーの観測データが使われる。 広範囲の降水量を面的に把握(現在は1km格子)できるのが長所だが、レーダー観測だけでは降水粒子の大きさごとの反射強度の違いや風による雨域の変位などに起因する誤差を避けられないため、実際に発表される情報としては、アメダスに設置された雨量計による観測結果を用いて補正した解析雨量が用いられる。
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