レス・ハリスによる復活(1987年)
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「マチレス」の記事における「レス・ハリスによる復活(1987年)」の解説
ノートン・ビリヤーズは1973年に不振に喘いでいたBSA・トライアンフグループを吸収し、ノートン・ビリヤーズ・トライアンフ ( en:Norton Villiers Triumph ) となった。しかしこの新会社も経営難に陥り、1977年に倒産した。同社が持っていたブランドの権利は実業家のジョン・ブロアの手に移り、予備パーツのストックはオートバイパーツの製造販売を営んでいたレス・ハリス ( en:Les Harris ) が買い取った。ハリスは購入したパーツを使ってトライアンフなどの生産を限定的に再開したが、やがて自身の設計によるオートバイの製造を始め、これにジョン・ブロアの許可を得てトライアンフの名を冠して販売した。 そして1987年、ハリスはロータックス製494cc空冷SOHC単気筒エンジンを搭載したオートバイをマチレス・G80として発売した。これは1950年代に造られた同名のモデルと区別するためにハリス・マチレス・G80 と呼ばれ、セルスターターやダブルディスクブレーキを装備していた。この新たなG80は1990年まで生産されていた。
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