リモコンの普及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 01:43 UTC 版)
録画予約等の複雑な操作が必要とされるビデオの普及に伴い、リモコンの普及と高度化が進んだ。複雑な予約の操作を本体パネルの垂直面に配置されたボタンで行うことは困難であり、番組表を見ながら手元で操作できるリモコンの必要性が高まった。とりわけ、録画予約を簡易化することが各社の命題となり、バーコード予約(ナショナル・マックロードで1986年に採用)、ボイス予約(ナショナル・マックロードで1991年に採用)や液晶画面の採用等の様々な試みがなされた。そのような中で、Gコードは1990年代初め頃から各社に採用され、広く普及した。 1980年代初めには、着脱式の製品も多く見受けられた。テレビ等の操作部分を取り外すことでリモコンとして使用でき、本体に取り付ければそれ以前の製品と同じ感覚で使用できるものであった。
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