ラグ・ボールの選手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 01:34 UTC 版)
5kgもある球を打ったり投げたりしなくてはならないため、コブラのように地球人離れした筋力を持った者や、二軍のZチームのリック・ブルー(ザック・シモン)のように、地球人で2メートル70センチといった常人離れした体格を持つ者が選手には多いが、ドナルド星人(ドナルド星に住む、鳥のような顔をしている種族)・ゲックのように小柄な選手でも、俊足を活かしてバントや守備・走塁などで活躍する者もいる。 野球などと同様に一軍と二軍があり、ランド競技場のレッド・サクソンズでは一軍は貴族待遇を受けることができ、生活も地位も二軍とは大違いなため、一軍の選手になるためならどんな手段を使ってもなりたがる者が後を絶たない。 また、新しく入団した者にレギュラーの座を奪われることを恐れた一軍の選手により、ラグ・ボールの選手としてランド競技場に潜入したコブラも、バッティングの練習中に殺されかけたり、コブラの部屋の電子シャワー室に入ったチアガール・ミランダが閉じ込められ、焼死するという死亡事故も起きた。 レッド・サクソンズでは二軍は26チーム、一軍昇格間近の選手が属するAから、末端のZまでのアルファベット順に分かれており、1チーム500人近い選手を抱えている。先述の通りランド競技場は治外法権区域であり、そのためレッド・サクソンズの選手にはならず者や犯罪者も中にはいる。銀河パトロール隊員・ドミニクの話によればレッド・サクソンズに選手として入団した場合、入団後1年は外出禁止、逃げ出そうとすれば射殺されるとのことである。
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