ラガッシュの星系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:22 UTC 版)
ラガッシュの星系には原作の短編小説版ではアルファ、ベータなどの名前の6つの星があるが、長編小説ではそれぞれに名前が付けられている。長編版ではオノス(Onos)はラガシュの主要な太陽であり、地球から太陽までの距離と同様に、10光分離れた場所に位置している。 他の5つの太陽は比較的小さいが、ラガッシュの住民が「夜」を定義するのを防ぐのに十分な光を与えている。他の天体では、タノとシタがオノスの約11倍離れた位置に連星系を形成している。 オノス(Onos) – OG型主系列星–太陽に似た恒星 ドヴィム(Dovim) – 赤色矮星 トゥレイ(Trey)とパトゥル(Patru) – A型またはF型の主系列星。「ホワイト」と呼ばれる - 連星 タノ(Tano)とシタ(Sitha) – A型、B型、またはO型の主系列星。「ブルー」と呼ばれる - 連星 ラガッシュの空で最も明るく最大に見える星であるオノスは、ラガッシュが周回する星である。 オノスは、連星のトゥレイとパトゥル、もう一方の連星であるタノとシタ、および赤色矮星のドヴィムを周回している。これらの星に加えて言及されている他の唯一の天体は、ラガシュの科学者によってラガッシュ2と呼ばれているラガシュの月である。ラガッシュ2はラガッシュの周りの偏心軌道をたどり、2049年ごとにドヴィムを遮り皆既日食を起こす。ラガッシュの一部からはドヴィムだけが見える唯一の星である。
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