ライカ以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/19 14:59 UTC 版)
セリックは2009年にライカを去ると、翌年、古巣であるウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のピクサー・アニメーション・スタジオと、ストップモーション・アニメの製作に携わるための長期契約を結んだ。かつての同僚や友人たちと再会したセリックは、「互いに補い合える少数精鋭部隊による、子供のための怖くて物凄い映画作りを職務とする新たなストップモーション会社」と称し、"Cinderbiter Productions"なる新スタジオを展開。 セリックのプロダクションによる最初の映画は『ShadeMaker』という企画で、2013年10月4日の公開が決まっていた。だが、2012年の8月、ディズニーは「クリエイティブ面及びスケジュール面から、公開予定日までに望まれる水準に達しない」との理由から、企画中止を発表。セリックは企画を別のスタジオに売却する事を余儀なくされる。 2012年4月28日に、ディズニーによるニール・ゲイマンのホラーファンタジー小説「墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活」の映画化権獲得、及びセリックがこれを監督することが報じられたが、現時点で、実写かストップモーションかは判っていない。 2013年2月5日、『ShadeMaker』の企画が『The Shadow King』として再開。『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』のプロデューサー、ジョシュ・ペンがドイツのK5インターナショナルで製作される運びとなった。 2013年10月16日、児童文学作家アダム・ギドウィッツの「A Tale Dark and Grimm」を原作とした実写映画をセリックが製作中であると報じられた。 2015年11月3日現在、セリックは『Wendell and Wild』と題したオリジナルのストップモーション長編映画を、コメディアンで映画監督のジョーダン・ピールやキーガン=マイケル・キーらと共に企画中であると言われている。
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