ヨーク公アルバートとの結婚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/15 15:07 UTC 版)
「エリザベス・バウエス=ライオン」の記事における「ヨーク公アルバートとの結婚」の解説
1921年にジョージ5世の次男ヨーク公アルバートがエリザベスにプロポーズした時、彼女はそれを断った。アルバート王子は他の女性とは結婚する意志がないことを家族に告げたので、母メアリー王妃はグラーミスにエリザベスを訪ねた。王妃はアルバートのライバル、モレー伯爵を海外に派遣するなど、エリザベスとの結婚に尽力した。王妃にも気に入られたエリザベスは3度目のプロポーズで結婚を受諾した。アルバート王子は社交界の花形だった兄、後のエドワード8世とは対照的に病弱で内向的な性格だったが、大らかな性格のエリザベスと出会ったことで少しずつ改善されていった。 1923年4月26日にエリザベスとアルバートはウェストミンスター寺院で結婚した。エリザベスはヨーク公夫人と呼ばれることになった。ハネムーンはサリーの庄園、及びスコットランドだった。1926年に長女エリザベス(のちのエリザベス2世)が生まれ、4年後、次女マーガレットが誕生した。なお、2王女とも帝王切開により出産している。帝王切開で第2子を生むことがないに等しかった時代に(母子ともに危険にさらすとされた)、非常に勇気のいることだった。
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