ヨット数え 関口波男(せきぐち なみお)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 09:11 UTC 版)
「三宅裕司のワークパラダイス」の記事における「ヨット数え 関口波男(せきぐち なみお)」の解説
日本の海岸線2キロ以内に停泊、あるいはその範囲内を航行してよいヨットの艇数の上限は、法律によって決められている。その数が守られているかどうか数える仕事。関口は海上保安庁に委託され、この職業に従事。なおヨットの艇数に上限がある理由は、ヨットが海上に浮かぶと船底の丸みだけ水が周囲に押しやられて水位が上昇するため、ヨットの数が増え過ぎると日本水没の恐れがあるから。またヨットの帆によって風が止められ、地球の自転に悪影響をあたえるから。実際にはヨットは肉眼で数え、その数を決められた大きさの粘土盤に「1ヨ、2ヨ」と爪楊枝をつきさして記録し、規定数を超えている場合は、海上保安庁のある霞ヶ関の方向へ大声で通告する。最近ではこのヨット数え達の監視の目をすり抜けるため、改造ヨットも現れている。なお、仕事の伝承は世襲制。
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