ヤマンバとマンバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 15:41 UTC 版)
ガングロから発展したスタイルに、ヤマンバとマンバがある。ヤマンバの守旧派とマンバ(特に知られているのは2004年のマンバである)は、真っ黒な肌と白い唇、淡い色のアイメイクをほどこし、眼の下にはメタリックなラインストーンをつけたり、明るい色のサークルコンタクトをつけるというのが特徴だった。服装はプラスチックの蛍光色の服に、ハワイ風のレイ(しばしばアルバ・ローザの[要出典])など、不釣り合いなアクセサリーを身につけるのが特徴である。顔にラインストーンを配すことは2004年に流行ったがその後すぐに廃れ、マンバもしばらくして姿を消した。こんにちのヤマンバはさらに極端なスタイルになり、より多色で作り物っぽいものになった。2008年のマンバはより黒いメイクをするようになり、ラインストーンなどがつけられることはなくなった。髪の毛はたいてい蛍光色もしくは明るい色で、とくにピンクが好まれている。ドレッドやエクステ、クリップなどで髪をより長くみせる。ファッションはそのままだが、レイはあまり身につけないようになった。 ヤマンバとマンバの区別はむずかしくない。ヤマンバは眼のうえだけを白くするが、マンバは眼のしたをふくめて白塗りする。ぬいぐるみやブレスレット、鈴やハイビスカスなどもキーワードである。彼女達のスタイルを男性に持ち込んだものを、「センターGUY」と呼ぶ。彼らがよく出現する渋谷センター街もじったものである。「ヤマンバ」という名称は、彼女達が渋谷センター街(宇田川町)に住んでいるわけではなく、周辺の山の手地域(松濤など)に居住していることを揶揄したものである(「山」の手エリアに住んでいる女性→山姥→ヤマンバ)。
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