モンゴルのウルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 09:09 UTC 版)
チンギス・カンが率いるモンゴル帝国が勃興すると、第2代カンのオゴデイは他のカンから卓越した存在として「カアン(ハーン)」を称することになる。しかし広大すぎた版図をまとめることは難しく、元朝を盟主とする緩やかな連合として3つのハン国に分裂した。なお、現在ではこの「元と3ハン国の分裂」という理解は、実情を反映したものとはいえないとして、大元ウルス、フレグ・ウルス、ジョチ・ウルス、チャガタイ・ウルスなど「ウルス」(モンゴル語で「人々」「国家」の意)と呼ばれることも多い。
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