モンゴメリー_(防護巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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モンゴメリー (防護巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/11 13:34 UTC 版)

艦歴
発注:
起工:
進水: 1891年12月5日
就役: 1894年6月21日
退役: 1918年5月16日
その後: 1919年11月14日に売却
除籍: 1919年8月25日
性能諸元
排水量: 2,094トン
全長: 269 ft 6 in
全幅: 37 ft
吃水: 14 ft 7 in
機関:
最大速: 17ノット
乗員: 士官、兵員125名
兵装: 5インチ砲9門、
6ポンド砲6門、
1ポンド砲2門、
18インチ魚雷発射管3門

モンゴメリー (USS Montgomery, C-9) は、アメリカ海軍防護巡洋艦モンゴメリー級防護巡洋艦の1隻。艦名はアラバマ州モンゴメリーに因む。その名を持つ艦としては4隻目。

艦歴

モンゴメリーはメリーランド州ボルチモアのコロンビア製鉄所で建造され、1891年12月5日にソフィア・スミスによって進水、1894年6月21日にノーフォーク海軍工廠でチャールズ・W・デイヴィス艦長の指揮下就役する。

北大西洋戦隊に配属されたモンゴメリーは東海岸及びカリブ海で作戦活動に従事する。米西戦争でモンゴメリーは1898年4月にキューバ及びハイチ近海を巡航し、5月にはハバナ封鎖に参加する。5月5日にロレンツォ (Lorenzo) およびフラスキート (Frasquito) の二隻を沈め、一週間後にはスペイン軍の要塞を砲撃した。

1899年4月にモンゴメリーは南大西洋戦隊に転属し、南アメリカの大西洋岸沿いに作戦活動を行った後本国に帰還、1900年9月15日にニューヨークで退役する。1902年5月15日に再就役し、北大西洋戦隊カリブ海艦隊に配属され、西インド諸島で作戦活動に従事した。モンゴメリーは1904年9月15日にペンシルベニア州フィラデルフィアで再び退役する。

1908年1月2日に三度目の就役をしたモンゴメリーは第5海軍管区で水雷実験艦としての任務に従事した。1914年から1918年までモンゴメリーはメリーランド海軍民兵と共に軍務に就く。1918年3月14日にモンゴメリーはアニストン (Anniston) と改名され、アメリカン・パトロール分隊第2艦隊に配属、大西洋岸及びカリブ海で偵察、護衛任務に従事した。

アニストンは1918年5月16日にチャールストンで退役し、1919年8月25日に除籍、11月14日に売却された。

関連項目

外部リンク



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