モルガンと芸術作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 21:53 UTC 版)
「ジョン・モルガン」の記事における「モルガンと芸術作品」の解説
モルガンは書物、絵画、時計などの芸術作品の著名なコレクターであった。その多くはニューヨークのメトロポリタン美術館に寄託、あるいは贈呈されている。モルガンはそのメトロポリタン美術館の設立に深く関わり、館長を務めた時期もあった。また、彼のロンドンの邸宅や、マディソン大通り36番街にある彼のプライベート文庫に保管されているものもある。 モルガンの息子、ジャックは父を記念して 1924年にモルガン・ライブラリーを公共化。モルガンの私的な司書であったベラ・ダ・コスタ・グリーン(Belle da Costa Greene)を初代の館長とした。 モルガンは多くの画家により肖像画を描かれていた。特筆すべきはペルー人のカルロス・バッカ・フロー(Carlos Baca-Flor)やスイス生まれのアメリカ人、アドルフォ・ミュラー・ウリ(Adolfo Müller-Ury)らも描いていることで、アドルフォはまたモルガンが愛した孫、マーベル・サターリーとの肖像画も描いている。この絵はマーベルの家の前でイーゼルに架けられたまま置いてあったが、あるとき失われてしまった。
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