モリヤ (神智学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 13:29 UTC 版)
モリヤ(Morya)は、近代神智学の教義で霊的指導者マハトマの一人である[1]。神智学協会の創始者のひとりヘレナ・P・ブラヴァツキーが、1850年あるいは1851年にロンドンのハイド・パークで出会った「チベットの叡智(智慧)」をもつパンジャーブあるいはネパールのラージプート(クシャトリヤ)のインド人であるとされる[2]。1850年代から一貫してブラヴァツキーの後楯とされてきた[2]。「モリヤ」は、ブッダの時代の文書にある名前であるが、同一人物であるか明言されておらず、正体が伏せられた理由はわからない[2]。Master MやEl Morya(エル・モリヤ)、El Morya Khan(エル・モリヤ・カーン)とも呼ばれる。日本語では「モリア」とも表記される。モリヤによるとされる手紙などが多数残されているが、その実体は不明である[2]。
- 1 モリヤ (神智学)とは
- 2 モリヤ (神智学)の概要
- 3 化身
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