モヤ11形(教習車)への改造
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「国鉄デハ63100系電車」の記事における「モヤ11形(教習車)への改造」の解説
モヤ11形は、モハ10形1両を1930年に事業用(教習車・11001)に改造したものである。空気圧縮機や主制御装置、電動発電機等の床下機器の一部を床下から室内に移設し、乗務員の訓練用としている。 種車となった10114は、モハ10形でありながらデハ33500系と同様の中幅(2700mm)車体を持つ異端車で、1928年6月に廃車された33752または33753と木製部分の振り替えを行ったものと推定されている。
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モヤ11形(配給車)への改造
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「国鉄デハ63100系電車」の記事における「モヤ11形(配給車)への改造」の解説
1945年4月、吹田工機部用の配給車としてモニ13形1両(13001)を同部で改造したものである。車体の中央部は車体が撤去されて無蓋化され、側面には木製のあおり戸が設けられた。無蓋部の荷重は6t、有蓋部の荷重は4tで、有蓋部には側面に扉が設けられておらず、窓2個があるのみであった。同車は、前述の教習車(11001)の続番(11002)とされたが、事業用車という共通点があるのみで、本来別形式となるべきものである。 戦後の1952年(昭和27年)には、6両(11003 - 11008)がモニ13形の改造により増備されている。こちらは、無蓋部の荷重は5.5t、有蓋部の荷重は4.5tで、有蓋部にも荷扱い用の扉が存置されている。番号の新旧対照は次のとおりである。 13005, 13026, 13010, 13018, 13022, 13008 → 11003 - 11008
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