メロヴィング朝の伝承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/21 19:31 UTC 版)
エルフの王としてのオーベロンの地位は、メロヴィング朝の伝説的な歴史に登場する魔術師であるアルベリヒ(古高ドイツ語alb-「エルフ」および-rîh-,「支配者」「王」を語源とする)に由来する。伝説では、アルベリヒはメロヴィング朝の名祖であるメロヴェクスの異世界の「兄弟」である。アルベリヒは長男であるウォルバートのためにコンスタンティノープルの王女の手を勝ち取った。13世紀付近に書かれたブルグント族の詩『ニーベルンゲンの歌』においては、アルベリヒはニーベルング族の宝を守っていたが、ジークフリートによって征服された。 また、アルベリヒは北欧神話の伝統的な「エルフの王」であるフレイもしくはイングに結び付けられることもある。
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