メル・ブルックスの大脱走とは? わかりやすく解説

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メル・ブルックスの大脱走

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 16:16 UTC 版)

メル・ブルックスの大脱走
To Be or Not To Be
監督 アラン・ジョンソン
脚本 トーマス・ミーハン
ロニー・グラハム
原案 レンジェル・メニヘールト
エルンスト・ルビッチ
原作 エドウィン・ジャスタス・メイヤー
製作 メル・ブルックス
製作総指揮 ハワード・ジェフリー
出演者 メル・ブルックス
アン・バンクロフト
音楽 ジョン・モリス
撮影 ジェラルド・ハーシュフェルド
編集 アラン・バルサム
配給 20世紀フォックス
公開 1983年12月16日
1984年5月19日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $9,000,000
興行収入 $13,030,214[1]
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メル・ブルックスの大脱走』(原題: To Be or Not To Be)は、1983年アメリカ映画エルンスト・ルビッチ監督の映画生きるべきか死ぬべきか』(1942年)のリメイク作品[2]

ストーリー

1939年8月、ポーランドの首都ワルシャワで、フレデリック・ブロンスキー(メル・ブルックス)率いる一座はヒトラーをコケにした芝居を上演して大盛況。しかし上演中に外務省から圧力がかかり、やむなく途中からシェイクスピアの『ハムレット』を上演するはめになる。

そんな中、ナチススパイであるシレッツキー教授(ホセ・ファーラー)が巧妙にレジスタンスのリストを入手し、リストがゲシュタポの手に渡ろうとしていた。アンドレ・ソビンスキー中尉(ティム・マティスン)からそのことを知らされたブロンスキーはナチスの幹部に変装して奪還を試みるも、シレッツキー教授に変装を見破られてしまう。撃ち合いの末、シレッツキー教授を射殺してリストを取り返すが、今度はブロンスキーの妻・アンナ(アン・バンクロフト)の付き人がゲシュタポに身柄を拘束されてしまう。ブロンスキーはシレッツキー教授に、座員たちはナチスに変装して大芝居をうち、付き人を助け出す。

さらに一座は、ヒトラーとその部下たちが観劇している最中、彼らに変装して国外への逃亡を企て「大脱走」を成功させる。たどり着いたイギリスの地で、敬愛するシェイクスピアの『ハムレット』のさわり(ハイライト)を上演し、ブロンスキーとアンナ、そして一座の面々は幸福をかみしめるのだった。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
フレデリック・ブロンスキー メル・ブルックス 坂口芳貞
アンナ・ブロンスキー アン・バンクロフト 一柳みる
アンドレ・ソビンスキー中尉 ティム・マティスン 大塚芳忠
エアハルト大佐 チャールズ・ダーニング 吉水慶
シレッツキー教授 ホセ・ファーラー 小島敏彦
シュルツ大尉 クリストファー・ロイド 鹿島信哉
ラビッチ ジョージ・ゲインズ 西尾徳
ラトコフスキー ジョージ・ワイナー 秋元羊介
ドビッシュ ジャック・ライリー 小室正幸
ルピンスキー ルイス・J・スタッドレン 伊藤和晃
サーシャ ジェームズ・"ジプシー"・ハーク 江原正士
ソンドハイム ロニー・グレアム 小関一
ビーラー ゼール・ケスラー 宮沢元
グラバ エステル・ライナー 竹口安芸子
リフカ マーリー・シムズ 寺内よりえ
ホブス将軍 アイヴァー・バリー 伊井篤史
カニンガム少佐 ウィリアム・グローヴァー 江原正士
ボヤスキー アール・ボーエン 鹿島信哉
空港のナチ将校 クルト・ローヴェンス 福田信昭
  • 日本語吹替 - 初回放送:1990年2月14日 TBS『水曜シネマシアター』版(DVD収録)
演出 - 松川陸、翻訳 - 山田ユキ、音響・効果 - 南部満治 / 大橋勝次 / 河合直、製作 - 東京放送 / ザック・プロモーション

プロダクション・ノート

脚註

  1. ^ To Be or Not to Be”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年5月27日閲覧。
  2. ^ Movie Walker「メル・ブルックスの大脱走」、2013年5月26日閲覧。

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