メモリ保護ユニット(Memory Protection Unit、MPU)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 12:07 UTC 版)
「Blackfin」の記事における「メモリ保護ユニット(Memory Protection Unit、MPU)」の解説
全てのBlackfinプロセッサに内蔵されている。MPUは、メモリ空間全体について保護とキャッシュ戦略を提供する。これによって、ThreadX、µC/OS-II、Linux といったRTOSやカーネルが動作可能となっている。MPU はいわゆるメモリ管理ユニット(MMU)にあるようなアドレス変換機構は持たないため、仮想記憶やプロセス毎のアドレス空間はサポートしていない。このため、Blackfinでは仮想記憶を前提とした WinCE や QNX のようなOSはサポートできない。なお、Blackfin の文書には MPU を MMU と呼んでいるものが多いので注意が必要である。
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メモリ保護ユニット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 00:46 UTC 版)
「Nios II」の記事における「メモリ保護ユニット」の解説
Quartus 8.0で導入されたMPU(英語版)オプションにより、MMUによって提供される機能と似ているが、より簡素化されたモデルを持ち、MMUによるパフォーマンスが悪化しない、メモリ保護が提供される。
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